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高濃度次亜塩素酸水(殺菌水)による歯周病治療

歯周病の改善に有効な新しい治療法

苫小牧つつみ歯科医院では平成22年1月から歯周病の治療のために『高濃度次亜塩素酸水』を積極的に患者さんへ臨床応用してきましたが、多くの症例を通してかなり有効な結果が出ています。

これからも更により効果的な患者さんへの優しい歯周病治療をすすめていきます。

詳細は殺菌水による歯周病治療を閲覧ください。

初診時と1週間後

( 高濃度次亜塩素酸水で治療、3週間後)

高濃度次亜塩素酸水で治療、3週間後

殺菌水による歯周病治療

歯周病の原因はお口の中に潜む細菌なので、治療、予防には歯周病細菌を除菌することが大切です。

しかしながら一生懸命にブラッシングしても完全に細菌を取り除くのは困難です。そこで苫小牧つつみ歯科医院ではこの程、「殺菌水による歯周病治療システム」を導入しました。(H22.1.14)今後、歯周病治療・口臭治療は言うまでもなく、予防にも積極的に応用していきます。

重度の歯周病の方でもできるだけご自分の歯を保存、維持できるような優しい治療法を採用します。

詳細は随時このホームページに掲載していきますので参考にしてください。

HCLO.jpg 殺菌水ポスター.jpg

殺菌水について

つつみ歯科医院で使用する歯周病細菌を除菌する殺菌水は高濃度次亜塩素酸水です。

人間の体内で、白血球が細菌を殺す過程で、主に作用しているのは「次亜塩素酸」です。

つまり次亜塩素酸は、人体に元来備わっている殺菌成分ですから「安心、安全な殺菌水」と言えます。この次亜塩素酸を歯周病細菌を除菌するのに効果的な濃度に調整して生成したものを使用します。この殺菌水の特徴は、タンパク分解洗浄(歯周ポケット内の汚れを洗浄)しながら除菌を同時に行うことができる点にあります。

つまり、タンパク分解の際の酸性物質により、それ自身が次亜塩素イオンから次亜塩素酸に形を変え、結果として強力な除菌水に変化していくところに大きな特徴があります。

生成直後は、タンパク分解洗浄の主役である次亜塩素イオン(OCL)が約480ppm、消毒の主役である次亜塩素酸(HCLO)が約20ppmに設定されており、食品添加物法に定められた次亜塩素酸の上限80ppmよりも低い濃度で、安心して外用にて使用できます。

また口に含んで約10秒間でpH9.0から7.0に急降下し、20秒間でpH6.5になります。その時点でHCLOが20ppmから80ppmに上昇し、OCLは洗浄に消費され、ほとんど「0」ppmになります。

活性化HCIOの濃度比とpH

次亜塩素酸を用いた歯周病細菌の除菌方法は、その除菌力と安全性に着目した点にあります。

歯周病を殺菌水で治療するシステム

歯周病菌は歯に付着する際、自分を保護するために「バイオフィルム」というベトベトした膜(バリア)を作ります。

このバイオフィルムの中に入り込める物質でなければ、十分な殺菌効果を発揮することができません。

苫小牧つつみ歯科医院で採用している「高濃度次亜塩素酸水」は成分中の次亜塩素イオン濃度を、バイオフィルムを分解する最適濃度である480ppmに調整しています。

次亜塩素イオンでのタンパク分解後、次亜塩素酸が歯周病菌を殺菌するシステムです。

まず、歯石や歯垢を クリーニングした後に歯周ポケット内へ殺菌水を噴射し、歯周病菌を殺菌します。

 

殺菌水ポケット.jpg

細菌が潜む歯周ポケット内へ殺菌水を噴射して歯周病菌を殺菌します。

殺菌水による歯周病のホームケア

つつみ歯科医院では歯周病の患者さんには、診療室での歯周病治療と平行して家庭で行っていただく「殺菌水によるホームケア」を薦めています。

ボトル2.jpg

殺菌水ホームケア使用方法

① 診療室で指導したブラッシング法で丁寧に清掃する。

② コップに約3分の1のぬるま湯を用意する。

③ キャップ2杯の殺菌水原液を入れる。

④ 口に含み20秒間、グチュグチュうがいをする。(2回)

※ 塩素系の(プールの臭い)味がします。

お口のバイ菌が多いほど塩素系の味が強くしますが、無害です。

※ 朝、昼、晩、(就寝前は必須!)「うがい」をすると効果的です。朝の起床時にはお口の中がスッキリしています。

※ 歯ぐきから血が出やすい方や口臭が強い方にかなり有効な方法です。

高濃度次亜塩素酸水(殺菌水)の臨床応用

つつみ歯科医院では、高濃度電解次亜水の優れた洗浄作用、殺菌作用を利用し、治療全般に使用しております。

歯周病治療の原因除去の基本となる歯周ポケット内のプラーク除去は今まで物理的方法のみが有効とされていましたが、高濃度電解次亜水のタンパク分解洗浄力によりバイオフィルムのより確実な破壊が可能となり、同時に強力な殺菌もされるため歯周ポケット内の除菌が確実になり、口腔内除菌療法と相まって初期治療の効果が飛躍的に高まります。

虫歯の治療で詰めたり被せたりする前に高濃度電解次亜水で洗浄することで2次虫歯の可能性を低くできます。

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つつみ歯科医院では高濃度次亜水を歯周ポケット内に噴射し、歯周ポケット内に潜む歯周病菌への殺菌効果を高めています。

歯周病の予防法としては歯ブラシ、歯間ブラシで通法通りブラッシングをした後に、5~10倍に湯水で希釈した高濃度電解次亜水で20秒間うがいすることにより、口腔内の虫歯菌や歯周病菌をほぼ除菌することができることが確認されていることから注目を集めています。

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〔高濃度次亜塩素酸水で治療、3週間後〕

殺菌水による歯周病の改善例 (その1)

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初めて来院された時の写真です。歯肉の腫れ、出血があり、口臭も強い状態でした。患者さんに歯周病の原因と改善法を説明して理解してもらいました。

まず機械的に超音波スケーラーで歯石除去、レーザー治療で歯周ポケット内を洗浄後、殺菌水を噴射しながら更に内部まで歯周病菌を殺菌しました。

(H22.6.7)

堤直子122.jpg

初診から3週間後の写真です。その間、1週間に2回、診療室での殺菌水治療と家庭での殺菌水うがいを続けました。

腫れていた歯肉が引き締まり、出血も口臭もなくなりました。

この時期に『正しいブラシング』を訓練してもらいました。これからは患者さん自身が健康な歯肉に関心を持っていくことが大切になります。

(H22.6.28)

堤直子144.jpg

以前からあった上の前装冠を除去し、仮歯を装着しています。もう少し歯肉の状態が落ち着いてから正式な歯を装着する予定です。

(H22.7.5)

良好な口腔環境

歯肉の状態が出血、腫れも無く安定した状態になったので最終的な硬質レジン前装冠をセットしました 。

良好な口腔環境を維持していくためには今後の定期健診が大切です。

もちろん、患者さんの生活習慣も以前とは変わって『ブラッシングの大切さ』『正しい食生活の大切さ』を理解してもらいます。

(H22.7.26)

殺菌水による歯周病の改善例(その2)

歯肉炎の状態

33歳男性の口腔内写真です。歯肉の発赤、出血があり、歯肉炎の状態でした。

(H22.8.11)

殺菌水治療後、1週間目の状態です。

殺菌水治療後、1週間目の状態です。

歯肉の腫れ、出血も無くなり改善されました。

(H22.8.18)

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殺菌水による歯周病の改善例(その3) 

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16歳男子高校生の初診時口腔内写真

清掃状態も悪く、典型的な歯肉炎です。

このままの状態で経緯すると大人になってから、明らかに重度の歯周病になり歯を喪失することが予想されます。

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殺菌水治療後2週間目の口腔内写真

歯肉炎の状態も改善され、本人も口の中を清潔にする事の大切さを自覚してきました。今後は定期健診でアフターケアをしていきます。

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殺菌水による歯周病の改善例 (その4)

初診.jpg

17歳の男子高校生です。下顎前歯部の歯肉の疼痛、腫れ、出血を主訴としていました。高濃度次亜水で歯周ポケット内を殺菌洗浄をしました。

3日後.jpg

3日後の口腔内写真です。下顎前歯部の歯肉の痛み、腫れ、出血の諸症状が消失しました。

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